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最後にはまた丸くなってしまうので・・・。

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 落ち葉の上で寝ている白黒猫を見つけたので、そっと歩み寄って行ったら鳥の声につられて目を覚ましてしまった。じっと上を見ている。SIGMA 60/2.8 DN (クリックで拡大)

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 鳥の動きを目で追っている。 (クリックで拡大)

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 鳥が視界から消えたのでまた可愛く丸くなって寝てしまった。 (クリックで拡大)

 

いじめ政策

 明治維新というのは思いがけず短期間に成功してしまった軍事的な政権奪取劇、しかし関ヶ原の恨みとばかりに徳川幕府を倒して意気揚々といった気分は直ぐに消え去り、具体的な国家構想案の乏しかった維新の功臣たちは大慌てに。いきなり主要メンバーが欧米視察に出かけるといった事態となった。

 帰国した元勲たちは、欧米での見聞を元にあれこれ政策を立案するが、鹿鳴館のように残念な結果に終わったものもある。教育政策も紆余曲折、結局は江戸時代の儒教ベースの価値観で行こうと基本が決まるまでに10年ほどかかっている。教育勅語の確立前の試行錯誤期に教育を終えた「教育勅語前世代」はかなりユニークな存在だった!?

 教育内容はさておき、政府が力を入れたのが子供の就学率、明治初期の40%程度の就学率を欧米並みに引き上げて文明国をアピールしようとする狙いがあったらしい。内容よりも数字という文部省の方針は現場に大きな騒動を引き起こした。

 就学率は郡県市町村単位で集計され、どこの学区が足を引っ張っているのか一目でわかるようにして競争が行われた。現代なら全国統一テストのランキングのようなものか。地方では役人が不就学家庭を巡回して「告諭」「説諭」を実施、「督促業務規定」なるものまで整備されたとか。加熱した地域では巡査が不就学児童を取り締まったりと、そりゃもう大変。

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 明治23年の女子の不就学マップ、男女差別の他に琉球処分・元奥州列藩同盟といった差別もありそう。

 差別して辱めるという手法も取られたらしく、就学児童に紀章をつけさせたり不就学家庭が一目でわかるような表札まで考案された。いくら手を尽くしても貧困家庭は就学が不可能という事で、貧困を理由とした就学免除・猶予の裏技などを駆使、明治時代の終盤には高いスコアを達成した。

 目標の達成の足を引っ張るものは差別や辱めを与えても構わないという政府の方針、この教育方針は現代の学校や会社にも受け継がれしっかり根を張っている模様、政府主導のいじめ的な政策って・・・。

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